2015年12月04日

わんちゃんの老化を早めてしまう勘違い A

ペットシッターモモ 田 佐枝子です。image.jpeg


前回お話した続きです。年をとって代謝が落ちると太りやすくなるので、ごはんを減らした。


それは、逆効果です。確かに年をとったわんちゃんは、運動量の減少にともなって筋力が減って、


基礎代謝が落ち、太りやすくなります。だからといって、体力がおとろえているシニアのわんちゃんに、


急激なダイエットをさせることは危険です。


厳しい食事制限によるやせすぎは、低栄養といってエネルギーとタンパク質が不足した状況に


陥らせます。すると、わんちゃんはからだを健康に保てなくなり、病気にかかりやすくなって


しまいます。大切なのは、脂肪を落として、筋肉を保つようにすることです。


わんちゃんが「幸せだな」「嬉しいな」と思うことのひとつ、ごはんを減らさず、食事の質に気をつけて


ごはんの準備をしていきましょう。そこで、覚えておきたいごはんづくりのコツは3つあります。


まずひとつめは、脂肪の少ないフードを選ぶことです。ふたつめは筋肉維持に欠かせなタンパク質が


豊富な魚や肉をトッピングするなど工夫をして、ごはんの質をあげることです。最後のみっつめは


総カロリーが極端に減らないようにすることです。だだし、肝臓病や糖尿病などの持病があるわんちゃん


は、気をつけないといけないポイントがあるので、かかりつけの獣医師に相談しながら必ずごはん


作りをしてください。


次は、最近疲れやすいみたいなので、ひとりの時間を増やしてあげた。これも逆効果です。


若い頃にくらべて寝ている時間が増えたし、散歩にいってもすぐに疲れちゃうみたい。


お散歩中にほかのわんちゃんと遊ぶ のはなるべくさけて、おうちでゆっくりさせてあげよう


なんてことしたら、老化もとになります。刺激の少ない生活はわんちゃんの脳の老化を


早めてしまいます。脳リハビリで脳を活性化させ、わんちゃんの脳を若々しく保ちましょう。


次は、つまずいたり、家具にぶつかることが多くなったので、思いきって模様替えした。


これも逆効果です。わんちゃんは年をとると、目、耳、鼻などの感覚器がおとろえて、


周りの状況が分かりずらくなります。ですから、突然模様替えをすると、家具にぶつかって


怪我をしたり、急な環境の変化に不安を感じます。もし、模様替えをする必要がある場合には、


少しずつ行うようにしましょう。


最後におもらしするので、早めにオムツによるケアをはじめた。これも逆効果です。


そのおもらしはたまたまかもしれません。まだ自力でトイレが出来るのに、オムツを


するとわんちゃんの自尊心が傷つきます。とくに、おしっこやうんちなどの排泄に関する


習慣が、これまでと変わることは、わんちゃんにとっておおきなストレスになります。


今までお外でしていたおしっこを、急に室内でのオムツ生活に切り替えると、お家に中での


おしっこはいやだなと、がまんしてしまうこともあります。飼い主さにとってもストレスに


なりますね。そこで、まずわんちゃんと飼い主さんの双方にストレスがかからないよう、


本当にオムツが必要な時間、たとえば家族全員が出かけていて、面倒をみることができない


時間などにだけ、オムツを導入するようにしましょう。


介護生活をしていると、ときには介護のことで悩んだり、どのようにケアをしていけばいいのか


行きづまってしまうこともありますね。そんなときは、老健教室などに通ってみるのも


おすすめです。同じような 悩みをもつ飼い主さんとお話することで解決法がみつかり、気持ちが


軽くなり、前向きになれるかもしれません。


目が離せないわんちゃんがいるのに、どうしても外出しないといけなくなった時はt


ペットシッターモモに連絡してください。いつでもお待ちしてます。お気軽に、ご相談


してくださいね。image.jpeg


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posted by モモママさん at 19:59| Comment(0) | 京都ペットシッター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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