2015年12月18日

わんちゃんの排泄の介助が必要になる時

ペットシッターモモ 田 佐枝子です。image.jpeg


高齢なわんちゃんの介護の中で、もっとも工夫と配慮が必要になるのが排泄の問題です。


わんちゃんの習性から考えて、わんちゃんが自分の寝場所や居場所を無意識に排泄物で


汚すことは考えられないことです。


排泄は動物の基本本能であり、排泄についての習性は高齢なわんちゃんといえども


完全に忘れ去ることはありません。


高齢なわんちゃんが失禁したり、決まった場合以外で排泄することはよくよくある


ことで、飼い主さんが怒ったり、当惑したりするのではなく、この問題を真剣に


考えるべき時が来た、と認識を新たにしてください。


時々失敗が見られる初期段階では少なくとも、わんちゃんは決められた排泄場所に


向かおうとしたはずであり、何かの事情でその移動が困難だったために、トイレ以外


の場所を汚してしまったと考えられます。


この段階での配慮のポイントは次のようなものである。


⭐️叱らない


⭐️トイレの場所を工夫する


⭐️時間を決めて排泄をすすめる


特に高齢なわんちゃんの失禁に際しては、叱らないことが原則です。


介護者はトイレの位置を考え直して、失敗させない工夫、失敗を少なくする工夫、


さらに失敗されても処理のしやすい工夫を行ってあげて下さい。


食事の後、寝覚めの後などにトイレに誘導して排泄を促すことも効果的です。


一般に、立ち上がることが困難になった高齢なわんちゃんであっても、


尿意や便意を覚えると自ら決められた排泄場所へ行こうとするのです。


通常、わんちゃんに寝たきりの姿勢で排泄させるのは困難です。


散歩の途中で排泄する習慣があったわんちゃんは、室内で排泄することにすら


罪悪感をもっている場合が多いです。


人の力によって排泄場所へ移動させ、人の手で体を支えてでも排泄を助けることが


望ましいです。


排泄場所に連れていってもらえればできる段階のわんちゃんに対しては、オムツで


対応しようと言うのは尚早です。


失禁や排泄回数が多いことを理由に、飲み水を制限することは絶対に止めてください。


次回は排泄に人の介助が必要になるのが段階についてお話しますね。


元気なわんちゃんやねこちゃんはもちろん、高齢なわんちゃん、寝たきりのわんちゃんの


お世話もさせて頂きます。いつでもご連絡下さい。


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posted by モモママさん at 19:31| Comment(0) | 京都ペットシッター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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